企業内保育所がある会社で働きだして、およそ３ヶ月が経ちました。就職活動をした時は娘が生後７ヶ月だったので、保育園探しがネックでした。
「職場と保育園が一緒に決まる」ことに魅力を感じ働き出しましたが、正直色々と考えることもあります。
この機会に、企業内保育所に預け再就職するメリット・デメリットをまとめてみました！再就職を考えている方々の参考になれば嬉しいです。
結局仕事は辞めることになりました。
実際に利用してみて感じたことをありのままにお伝えします！
転勤族ママの再就職先
転勤族の我が家は平均２〜４年スパンで引っ越ししています。家でまったり過ごすのも好きですが、比較的忙しい方が好きなので、何かしら仕事をしたいと常に思っている転妻です。
出産後は転勤スパンが短かったり、保育園に空きがなかったり…と中々働きに出る機会がありませんでした。この度ご縁があり、企業内保育所のある会社に再就職。パートタイム勤務ですが、現在はWEB関係のお仕事をしています。
企業内保育所に預けるメリット・デメリット
長男は幼稚園年少で入園するまで、自宅保育でした。長女は、生後7か月から保育園で預かってもらうことに。0歳児・保育園はどちらも初めての経験です。
「保育園と幼稚園」「０歳児預かりと自宅保育」兄妹で異なる預かり方法を経験中なのですが、メリットもデメリットも感じています。
メリット
・すぐにお迎え！
とにかく送迎時間がほぼゼロ！朝一緒に出勤し、退勤できるのは魅力的です。時短になりますし、その分心の余裕も生まれるかも！？園からのお迎え要請にもすぐに対応できるのはありがたいです。
・保育料の補助（無料預かり）
私の勤めている会社では、その会社で就労している場合は無料で預かってくれます。基本保育料と給食費、合わせて約３万円ほどが無料なんです。
０歳児は国の無償化も対象外ですし、公立保育園に預けると所得によって保育料も異なります。お金のことを気にせず預かってもらえる点は、かなり大きいと思います。
・少しの延長ならOK
お迎え時間は決まっていますが、多少の延長も預かってくれます。保育士さんも同じ会社の社員なので、私たちの業務内容を理解してくれているようで、保育時間内であれば対応してくれます。
・授乳も可能
保護者からの希望があれば、授乳もできます。保育園とはLINEで繋がっているのですが、授乳の時間や必要があれば先生から連絡が来て、社内にある授乳室を利用可能です。社内の方にも理解を得ています。
デメリット
・退職しづらい
「待機児童」という言葉があるように、保育園への入園は激戦の地域が多いのではないでしょうか？現在の転勤地は地方ですが、多くの待機児童がおり、保育園は足りない状況です。
退職をすれば保育園も一緒に失うことになる可能性が高いです。再度保育園を探し、保活に参戦することを考えると、おのずと退職しづらく感じてしまいます。
・転職時は一緒に退園
「退職する＝退園する」方針の企業内保育園がほとんどかと思います。今回、仕事を辞めることにしたのですが、娘の退園も同時に決まりました。
主人の勤め先が園ともともと提携してたので、引き続き利用できないか問い合わせてみたところ、我が家の場合はOKは出ず…。同じ施設内で働くお子さんを預かる枠がほとんどのようで、職種を変える場合は継続が出来ませんでした。
公立の保育園では休職中でも預かってくれますが、企業内保育所の場合は公立園と同じとはいかないようです。
しっかりと自分に合うか見極めて！
「退職＝退園」となる場合が多いため、慎重に再就職活動を行ってください。
私の場合、よくよく振り返ってみると、仕事の話は後回しにされて先にどんどん入園の話が進んでいきました。娘が慣らし保育している間に、仕事内容の説明をし、再就職が決まった形です。
とんとん拍子に話が決まったので、「ラッキー」くらいにしか思っていませんでしたが、もっと時間をかけて考えるべきだったと反省しています。
私の場合は時給ではないため、まったく稼げず（涙）
説明会と異なる点が多々あったのですが、多少経験している職種でもあったので、良く考えて思いとどまればよかったなと思っています。
「保育園と仕事が一体化」柔軟な心で対応するしかない
約3ヶ月企業内保育所に娘を預けて感じたことは、「保育園と仕事が一体化」にはメリットだけでなく、デメリットもあること。一見メリットしかなさそうな気がしますが、退職時には一緒に退園しなくてはいけませんし、休職中に利用することはできません。
しかし一方では、送迎の時間は短縮できますし、保育料が無料の場合もあるので、メリットもあります。
企業内保育所に預けるメリット・デメリットや仕事内容をよく考えて、行動に移されるのがおすすめです！
あっという間（！）に退職＆退園する、我が家の体験談から何かヒントが見つかれば嬉しいです。
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