「ワンオペ育児」という言葉、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか??
共働き世帯が増えた今、ワンオペ育児と聞くと、仕事・育児・家事の3つをこなすお母さんのイメージを持つ方が多いかと思います。
仕事しているママからすれば、専業主婦の私が「ワンオペ育児だー!」なんて声を上げるのはご法度なのか!?という興味本意から、本を手に取りました。
読み出したら、止まらない!止まらない!久しぶりに一気読みしました。
著者が子育て中の働く女性ということもあり、ワンオペ育児中のお母さん側からの視点で書かれています。
もちろん、メインはワーキングマザー。
妊娠しても仕事は続けられるのか?
産後、保育園に入れないのでは?
妻が専業主婦の男性上司には子育てと仕事の両立は理解を得れないのでは??
世間一般にも言われている内容ですが、色んな方々の実体験を元に書かれています。
読んだ感想を一言でまとめると「やっぱりそうなのか」という感じです。
中でも私が一番印象に残っているのは、男性の家事・育児時間が長いと第2子以降の出生率が高いそうです。
2人目不妊である私は、目から鱗。
我が家の場合、主人は一切家事も育児もしないんです。
服はそこら辺に脱ぎ散らされ、食器も下げない。一般的に言う「主人=大きな長男」という感じ。
主人のお父さんも一切なにもしない方なので、昔の日本の姿なのでしょうか!?
でも、私の実父は家事も育児もとても積極的に携わってくれていました。なので、結婚し唖然(;゚Д゚)
子供が生まれれば変わるかも!と思いましたが、特に変化はなく…。中々難しいなぁと実感しています
いつの間にか日本では、「2人子供を持つことが幸せな家族な条件になっている」という話にも共感。
幸せの基準はひとそれぞれなんじゃー!と同感しつつも、やはり子供は2人欲しいと思ってしまう私は、日本人が持つ幸せ家族像にどっぷり使っている様子です(-_-;)
さらには、専業主婦や転勤族の子育てにも触れていました。
仕事していなくても「ワンオペ育児」の中で取り上げられてもらえ、家事と育児を頑張っているんだと何だか認めてもらえるような気がして嬉しかったです。
とっても共感した1冊でした。何だか、自分の意見を代弁してくれたようで、読み終わった後はスッキリ!
家事・育児に理解のある世の中に!と、その前に、我が家の主人を改革出来ればと思いました。まず一歩から。みんなが変われば、世界も変わるはず。背中も押してくれる1冊でした。
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